家庭内で大量の水を消費する食器洗い…。そんな食器洗いの水道代を節約する方法・基本を紹介しています。
食器洗いの水道代について
お風呂の次に水を使用する場所がキッチンです。
食器を洗う際の水道代節約の基本は、とにかく流しっぱなしにしないことから。
このページでは少しでも水道代が節約できる方法を紹介していますので、是非お役立て下さい(^^)
キッチンの節水メニュー | |||
・基本は「ため洗い」 | ・油汚れは拭き取る | ・食器は水につける | ・茹で汁は捨てない |
・洗う順番に注意 | ・調理器具はすぐに洗う | ・米のとぎ汁大活用! |
食器を洗う際は「洗い桶」を利用し、一通りの食器を洗剤で洗った後、最後に水ですすぐようにします。
5分間水を流しっぱなしにしていれば約60リットル、10分なら120リットルもの水を消費し、
つけ置き洗いならすすぐ時間が2・3分で済むので約30リットルの水量に抑えられます。
普段流しっぱなしにしている時間が長いほど、「ため洗い」に変えた際の節約効果が大きいですよ^^
「節水コマ」を取り付けておけばさらに節水効果がアップします。
これだけでも大部汚れが落ちますので、洗剤・水道代の節約なります。
水につけておくことによって後で洗う際に汚れがさっと取れ、水道代・洗剤の節約になります。
油汚れが多い場合は、つけておく水に数滴ですが洗剤を混ぜておくとさらに効果的ですよ!
※1.陶器を水に長時間付けると変色する場合があるので注意です。
水をさっとかけるだけに留めておきましょう。
特にうどんやパスタの茹で汁には油分を分解する働きを持つ「でんぷん」を豊富に含んでいるので、
がんこな油もよく落ちて食器洗いには最適です♪
※茹で汁・とぎ汁は保存せずにその場その場で利用していきましょう
汚れが多いものから洗ってしまうと、洗っている最中に油汚れが他の食器に付いてしまうことがあるため、
これでは余計な洗剤や水が必要になってしまいますよね。効率が悪すぎです…。
最初に汚れの少ない物から洗っていき、最後に油汚れの多い物を洗うようにしましょう!
熱い内に洗ってしまうことによって、少ない水でさっと流すだけで汚れが落ち、
洗剤の量も少なく済みますので、水道代・洗剤代も節約はもちろん時間も節約できちゃいます。
麺を茹でたりスープを作っている時など、調理の合間に洗ってしまうのがベストです。
調理の間に洗う時間が無い場合は、使い終わった調理器具に水をさっとかけてやったり、
使い終わった鍋などに水を溜めて調理器具をつけておくと、後で汚れが落ちやすくなります。
▽米のとぎ汁利用法
「洗剤代わりに」
上でも紹介していますが、米のとぎ汁に食器などをつけておくと油が落ちやすくなり、
すぐにすすげるので水道代・洗剤代の節約になります。手が荒れないのも魅力です。
「脱臭効果」
においが移ってしまった密閉容器に米のとぎ汁を入れ、一晩置いておくと脱臭効果があります。
「野菜のアク抜きに」
大根やたけのこの下茹でに米のとぎ汁を使うと、通常よりも料理の味が格段にアップします。
「床磨きに」
とぎ汁で床磨きを行うと「米ぬか」で床を磨くのと同様の効果を得られるのでピカピカになります。
「洗顔に」
米のとぎ汁にはビタミンや各種ミネラルが豊富に含まれている他、
抗酸化作用のある「フェルラ酸(ポリフェノールの一種)」も含まれているので、
栄養補給の他、お肌の老化やシミ・そばかす抑制・美白などにも効果が期待できます。
「植物の水やりに」
米のとぎ汁には栄養素が豊富に含まれているので、植物の水やりに使うこともできます。
※室内の観葉植物に与えるとにおいや小さな虫が発生することもありますので、
外に置いてある植物に与えるのが無難です。
米のとぎ汁だけでは栄養不足なので、肥料も忘れずに与えましょう。
こんなにも米のとぎ汁の利用方法があるとは、お米の力は凄いですね!
※米のとぎ汁は栄養が豊富に含まれており、
その栄養価の高さから水質汚染の大きな原因にもなっています。(洗剤以上に汚染力が高い!)
なるべく再利用して排水を減らせるよう心がけておきたいですね(^^)
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